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うつ病と併発しやすい病気

うつ病を患っている間に、知らず知らずのうちに他の病気を併発してしまうことは多々あることです。
できれば避けたいことなのですが、多くの人がうつ病と他の病気を同時に患っています。

例に挙げるとすれば、第一に「睡眠障害」です。
睡眠障害とは、ごく普通の健康的な睡眠をとることができない状態にあることを言います。
睡眠の量や質に問題がある場合、睡眠障害だと言えます。
うつ病では、入眠困難や早朝の目覚めなど、睡眠に関係する症状がいくつかり、睡眠障害に発展する可能性は否定できません。

また、摂食障害というものもあります。
拒食症や過食症、食べることに関する病気を摂食障害と呼びます。
うつ病患者は、食欲などにも変化が出るために摂食障害を起こすことがあります。
又は「自分に自信が持てない」という理由で食事を拒絶し、痩せようとしたりすることで摂食障害を引き起こすこともあります。

うつ病でさえ早く治したいというのに、他の病気にもそれぞれ配慮しなくてはなりません。
うつ病の早期発見と早期治療は、他の病気の併発を予防するためにも大切なことだと言えます。