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子供のうつ病への対応

近年、子供のうつ病も急増しています。
特に中学生頃になると心も非常にデリケートになりやすく、環境の多様な変化によってうつ病を発症するケースは多く見られます。

子供のうつの場合、大人よりも知識や判断能力に欠けるため、治療が遅くなりがちです。
また、親から理解されなければ、充分な治療を受けることができません。
「学校に行きたくない」「誰とも話したくない」などという心境に陥る、不登校などもうつ病が関連してくると思われます。

この場合、親が「学校へ行け」と頭ごなしに言ってしまったのでは、何の解決にもならず、逆に悪化してしまう恐れもあります。
我が子が学校に行きたがらない、最近子供の様子がおかしい、元気がないように見える・・・などという普段と違う変化に目を向けて下さい。

子供は、大人が思っているよりもはるかに多くのことを感じ、考え、戸惑っているのです。
そして、それを自分たちだけの力でどうにかできるほど立派でもないのです。
子供だってうつ病になる危険性は充分にあり、その実例は沢山あるということを覚えておいて下さい。