> トップページ > 様々な種類のうつ病 > 女性特有のうつ病

女性特有のうつ病

子供を授かり、自分の体内で子供を育て、出産する女性は大変頼もしく、誇るべき存在です。
しかし、女性はこのような妊娠・出産を経験することにより、心身共に多様な変化を経験しなければなりません。

マタニティーブルーという言葉を耳にしたことがあると思います。
これは「産後うつ」と呼ばれる、うつ病の一種です。
産後だけでなく、妊娠中や月経の始まる前などにも起こり得るうつ状態です。
ホルモンバランスの変化などが原因となり、精神的に不安定になることがあります。

また、今までと違う環境や心・体の変化に戸惑いや不安を感じることも多いでしょう。
それが不安材料となり、精神的にストレスと感じてしまうことも原因と言えます。

妊娠・出産・子育てと、女性には大きな任務と呼べるものが沢山課せられているのです。
特に、出産後は赤ちゃんの誕生に周囲が喜び、お母さんの心境の変化に気づいてあげにくい場合が多いようです。
多くの場合が短期間で回復しますが、周りの人の協力も必要になります。