うつ病治療ガイド

うつ病は比較的治りやすく、一般的な病気・・・とは言っても、重度にまで進んでしまうとそう簡単に回復できないのです。
うつ病治療のために、入院が必要になるというケースも沢山あります。

では一体、どのような場合に入院となるのでしょうか。
うつ病の症状の中には「自ら命を絶とうとする」「自分に価値を感じず、消えてしまいたいと思う」など、最悪の結果を引き起こしかねないものがあります。
この、悲しい結果を未然に防ぐためにはやはり病院に入院してもらうことになります。
自分で命を絶という願望が強ければ強いほど、その危険性が高いため、入院せざるを得ないというわけです。

また「この病気はもう死ぬまで治らない」、「このままでは治療費が嵩んで借金地獄になる」というような貧困妄想に陥る場合も入院することがあります。
その他、自宅には小さな子供が居たり、一人暮らしなどで誰の目も行き届かない環境で暮らしていたりする場合は、適切な治療のために入院することができます。

基本的には任意入院という形をとることが多く、2～3ヶ月程度の入院生活が多いとされます。
期間も決まっていないことが多く、帰りたいと思ったときに退院することができます。