うつ状態

「うつ病」とまでは行かないけれど、精神的に落ち込みやすく、不安定な状態を「うつ状態」と表現します。
うつ状態というものは、多くの人にあてはめられる可能性があり、うつ病の一歩手前である可能性も高いでしょう。
うつ状態というのは、そのときの状態を表す言葉です。
このうつ状態が長期的に続く場合、悪化の一歩を辿る場合、「うつ病」と判断されるのです。

このうつ状態の段階で、効果的な治療に踏み切れば、回復までにそう多くの時間はかからないと思います。
うつ病となる前の、うつ状態の段階で自分の心の変化に気付けると良いですね。
常に自分の心と向き合う時間を作るよう心がけましょう。

若い人たちの間では、ちょっとした一時的な気持ちの落胆も「うつ」と表現されていたり、簡単に用いられています。
雑誌などでよく目にするのは、「プチ欝」などという言葉で、深刻な状態ではないけれど、放っておくと悪化しそうな状態を表していたりします。
このマスコミや若い世代が使う言葉が適切であるかどうかは賛否両論だと思います。
しかし、これは世間に「うつ」というものが認識され始めた証拠ともいえるでしょう。