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うつ病の精神的症状

うつ病と一口に言っても、一体どんな症状が表れたら「うつ」と判断できるのでしょうか。
自分では判断し難いという方もかなり多いのではないでしょうか。
うつ病の主な症状と、診断基準について解説していきます。

まず第一に「気分の落ち込み・意欲の低下」などが挙げられます。
うつ病による精神的症状の大部分がこの「気分の落ち込み」であると言えます。
ほぼ1日中、気分が沈んだ状態で、何事にもやる気や興味を持てない。
このような状態が続いていれば、うつ病の可能性は高いでしょう。

また、イライラしたり、なんとなく落ち着かない・・・などという症状も。
重度になってくれば、自分自身の価値などについて考えるようになります。
「私には価値が無い」「生きていても意味が無い」などと、深刻な考えが頭を巡ります。

その他にも
・集中力が格段に落ちる。
・何かを決断したり判断することが難しくなる。
・常に精神的疲労感を感じている。
・人と接するのが億劫になる。
・外出をさけるようになる。
・動作や話し方が遅くなる。
など、様々な精神的問題と関係する症状が表れます。