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うつ病と引きこもり

近年、社会問題となっている「引きこもり」。
うつ病を患うことで、引きこもりとなってしまうケースも否定できません。

引きこもりとは「自分に自信が持てない」「他人と接することが怖い」などの理由をあげ、長期間に渡って自宅(自室)に閉じこもることを言います。
うつ病の症状は、やはり「気分が落ち込む」「人と接したくない」など、一人になりたいという願望が強く出るものが多いと思います。
このような症状を抱えるうちに、外へ出かけることを避けるようになり、色々な人との接触も少ない、自宅や自室に閉じこもってしまうのです。

うつ病の治療中、患者に外出や気分転換を強要することはできません。
しかし、完全に一人の世界になってしまうと何が起こるかわかりません。
度重なる気分の落ち込みに耐え切れず、命を絶ってしまうという最悪のケースも実際に多く存在します。

とても難しいのですが、無理のない範囲で気分転換やストレス発散できる場所へ連れ出してあげるという協力も得られると良いですね。
ただ、強要は禁物で、症状が比較的軽い時を選んで誘ってみてあげてください。