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うつ病からの社会復帰

うつ病は、心の風邪などと呼ばれることによって、気軽な捉え方をされるようになりつつあります。
しかし、実際に治療に多くの時間を費やさなくてはならない場合も少なくなく、長年悩んでいる方も多いのが現状です。

そこで問題となるのが「社会復帰」の時期や方法です。
長年治療を続けていると、社会生活と疎遠になりがちです。
うつ病特有の精神的症状によって、世間から孤立してしまうことも多いでしょう。

しかし、いつまでも病気のままでいるわけではありません。
治療を続ける限り、それと同時に社会生活に復帰しなければなりません。
どのタイミングで社会生活を始めてよいのか、どこから始めていけばよいのか、じっくり考えましょう。
そこで焦りや先回りをしてはならないのです。
うつ病という病を克服しても、なかなか世間との調和まで手が回らないこともあります。

今の自身の病気の回復度、無理のない範囲での生活向上を目指していきましょう。
以前の生活に比べた、6割ほどまでに回復できれば上できだと考えてよいと思います。
焦らず、自分のペースで社会復帰を目指していきましょう。