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うつ病とパニック障害

心の病気である「うつ病」。
その名前は徐々に広く知られてきていますが、うつ病だけが心の病気ではありません。

うつ病と混同して認識されていることが多く、また患者数が増えているのが「パニック障害」です。
突然、自分は死んでしまうのではないか・・・?と思うくらいの恐怖感・不安感に襲われ、 同時に動機や息切れ、身震いやめまいなどの症状を併発する発作を起こす病気がパニック障害です。
この発作は、大体10分程度で治まるのが一般的で、発作による恐怖感でその場にうずくまってしまったり、しゃがみ込むほどの苦しさを感じます。

なぜこのパニック障害がうつ病と混同されがちなのかと言うと、心の病気が世間へあまり浸透していないからという理由が挙げられると思います。
精神的な病気=うつ病、というような単純な結びつきがないとは言い切れません。
また、パニック障害の場合、発作がまたいつ起こるか分からないという不安感に駆られます。
そのため、外出するのが怖くなったり、落ち着きが無くなったり、怖くて気分が憂鬱になる・・・と、うつ病を誘発するような要素があるためとも言えます。